やっちゃったよ禅当寺！強豪ひしめく中里大会で有終の美を飾る大優勝だ！！

☆☆青葉区中里地区大会において15年ぶりの優勝（平成4年春夏連覇以来）☆☆

■　１１月１８日（日）、奇跡が起こりました。なんと、今年度、２度も神奈川県大会を制覇した、あの青葉スターズを相手にわが禅当寺が激的な勝利！！

　前日の準決勝戦、強豪・あざみ野ビーバーズ（関東学童横浜市大会ベスト４）に５−３と逆転勝ちを収め、勢いに乗った禅当寺は、いよいよ決勝戦進出。

　８時からアップを行い試合に臨んだナインは、主力竹内を風邪で失う不利。相手は先発でエースを投入する万全の体制。

　４回の清水のスクイズで１−２、５回、青井の２点タイムリー２塁打などで４−２と逆転したところで、県下屈指の左腕・Ｓ君が再びマウンドへ。

　５回裏、フィルダースチョイス、２エラーで同点に追いつかれあとがない展開。７回裏には１死満塁のピンチでやはりここまでか、と頭をよぎったが、レフトフライ、三振で同点のまま７回の攻防を終了。

　勝利の行方は運だけの「くじ引き抽選が」かと思いきや、主催者裁定の特別ルールでサドンデスの１死満塁からの延長戦へ。

まだまだ速球のさえる相手エースの３球目を、１番・大原がジャストミート！打球はピッチャーの頭上をライナーで越え、センターへ。ランナー２人がホームインし、これ以上ない雰囲気。禅当寺応援団もおおはしゃぎ。	２番・大野が送りバントをきっちりと決め、２死２・３塁でバッターは青井。当たりが戻ってきているだけに期待はますます高まる！ファール、次にきわどいボール。１球１球に球場内にため息。
カウントも２−３。続く投球はまたも速球！青井のフルスイングは、センター寄りに守っていた右翼手の脇を抜け長打コース。３塁ランナーに続いて、大原が楽々ホームイン！閉会式を待つ他チームも、初めてスターズが連打されるシーンを見て、小さなどよめきに。	まだまだ続く禅当寺、続く４番・高橋はライトへしぶとく打ち返し、青井がホームイン。相手右翼が後逸するのを見て、高橋は俊足を飛ばし２塁を回り３塁へ。もうひとついける！誰もがそう叫び、長駆ホームイン。なんとこの回６点！！
延長８回の裏、６点差はさすがのスターズも、との油断が災いしたか、大勢の観客が見守る試合に緊張したのか、ライト、続いてレフトがフライをとれず、タイムリーヒット、死球押出も重なり５失点。スターズはやはり強い！俄然押せ押せムードで１死２・３塁の危機的状況。　 続く５番バッターの当たりは、センターへのライナー！	ああ、やられた！と誰もが思った瞬間、敢然と前進するセンター・下條のグローブにボールは吸い込まれ、地面すれすれで捕球！！！ボールはすかさず２塁へ。飛び出していたランナーはベースに向かうがやはり。一瞬にして試合が終了。 ナインも大興奮！！誰しもが予想しなかった禅当寺の勝利にスターズナインも立ち尽くすのみ。
閉会式が始まっても監督は茫然。「こいつら、やりよったぁ」 周囲の評判では、目がうるうるしていたそうです。	半年ぶりの表彰も感無量。優勝旗がズッシリと重かったのが印象でした。
なんとも似合わない光景ですが、初めて先頭を走る幸せなダイヤモンド１周でした。
■決勝戦のスコア チーム １ ２ ３ ４ ５ ６ ７ 計 特別延長 市ヶ尾禅当寺少年野球部 ０ ０ ０ １ ３ １ ０ ４ ６ 青葉スターズ ０ ０ ２ ０ ０ ２ ０ ４ ５
午後一番で田奈杯の試合が待っていたため、喜びにひたる余裕がありませんでしたが、１１人の記憶にしっかり刻み込まれる試合でした。優勝旗と優勝カップは他のチームに渡さないよう、来年も頑張ろう！！

■準決勝

　中里春季大会４−５、中里年間リーグ戦２−３と僅差で悔しい思いをした相手。３番バッターのホームラン、４番バッターのセンタ越え２塁打で先行されるが、４回のツーランスクイズで差を詰め、６回、清水のタイムリーで同点。最終回、２アウトから左前打の大原と四球の齋藤を３塁・２塁において、青井が右中間へタイムリーで逆転！
今振り返れば、禅当寺の奇跡はこの９回から始まっていたかもしれない。清水パパ、肉まんごちそうさまでした。